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富津市は2015年がライトアップ元年だった…⁉︎

イルミネーションや建物のプロジェクトマッピングが全国的にブームの色合いを見せる中、2015年の富津市はまさに「ライトアップ元年」と呼ぶにふさわしい彩りに満ちていました。

2014年に財政難について大きく報じられた富津市では、経営改革会議や富津市市民会議、創生会議などが執り行われる一方で、市民一人一人が立ち上がって富津市を盛り上げるために創意工夫を重ね、様々な方法で他の地域とは異なるイベントやプロジェクトを遂行。市内外の多くの人が富津市を楽しんだわけです。


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市民が立ち上がった「富津市民花火」

20150623hanabi01毎年の恒例行事として50回以上続いていた、東京湾口道路建設促進「富津花火大会」…。財政難を理由に中止が報じられ、市民が「自分たちの手で花火を打ち上げよう!」と一致団結。実行委員会が組織され、富津市、観光協会、商工会が後援となり、募金活動を通じて目標額だった850万円を倍以上に上回る1,863万円が集まり、2015年7月25日(土)に見事に花火が打ち上がりました。

企画・運営担当副実行委員長の猪瀬氏は「これまで当たり前だと思っていた花火大会に、どれだけの労力が傾けられていて、市の職員や関係者たちのこれまでの献身的な働きがあったのかということに気付かされ、また、市民としてこれを盛り上げていくためにオール富津という空気が生まれたことに未来を感じた」と語っていました。

20150725fireworks01photo by MOGIGRAPH

創生会議においても花火大会の取り組みに賛辞が送られ、市民一人一人の意識の中に「自分たちで富津を盛り上げよう!」「富津ってポテンシャルが高いんじゃないか?」という感覚が芽生えた、まさしく未来を明るく照らす「富津市ライトアップ元年」となったわけです。


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全国の注目を集めた、展望台ライトアップ

20151230misaki01photo by MOGIGRAPH

ミュージシャンのプロモーションビデオの撮影などにも使われている、富津岬の先端にそびえ立つ「明治百年記念展望塔」。富津市のシンボル的な存在とも言われるこの展望塔が、2013年頃から東京の団体がライトアップイベント「Re:birth」を開催したことをきっかけに再注目され、2014年から2015年にかけて様々な機会に美しく彩られて来ました。

20150521_rebirth18photo by MOGIGRAPH

構造的に、上に登ると揺れが生じるなど安全性の観点から、「それなら下からライトアップすればいいじゃないか!」という逆転の発想。東京湾や富士山の眺望を楽しめる展望塔が、ライトアップタワーに変貌を遂げます。

20151223christmas01photo by 浅倉真一

地元の有志たちが集まり、2015年12月にはこの展望塔の「クリスマス・ツリー化」を実施。市内には目印になるようなツリー仕様の樹木がない反面、この展望塔を活用してこれをもみの木に見立て(実際は五葉松をイメージしてデザインされているそうです[参照])、クリスマスイベントを開催。

20151223christmas02photo by 浅倉真一

もう一つのクリスマス時期の企画は、サンタがトナカイを乗せて市内を走り回る、ライトアップされたトゥクトゥク。タイはバンコクの街を走り抜ける三輪タクシー「トゥクトゥク」がLEDでデコレーションされ、子供達にプレゼントを配るというプロジェクト。

以前、この活動の企画者にお尋ねしたところ、「富津のためにできること、富津が盛り上がることをどんどんやっていきたい。一年を通じて、富津市のいろんなところでいろんなイベントを開催して市民を元気にしていきたい。富津が大好きだから」と、とても純粋で情熱的な思いを語ってくれました。


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プロジェクションマッピングが始まる

パソコンで作成したCGなどの映像とプロジェクタの様な映写機器を用い、建物や物体、あるいは空間などに対して映像を映し出すプロジェクトマッピング。これも世界的な規模で展開されていますね。

10月下旬には観光地としても有名な富津市金谷の海のそばに建つ「金谷美術館」の外壁をスクリーンにして、「月見のじかん&ハロウィン」イベントを盛り上げていました。企画した地元ウェブサイト「富津っ子」の管理人によると、「機材なども含めていろいろと試してみて、技術を習得していきたい」とのこと。

20151025pm01photo by 富津っ子[Facebook]

また、冬の一大イベントとして開催されている「金谷 冬の大祭2015 ~金谷ゆめ灯り~」にも登場し、通りを走るドライバーに向けたPR効果も発揮。

上述のクリスマス・ツリー化計画においても展望塔をプロジェクトマッピングし、大勢の目を楽しませていました。


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外国人も多数訪れる、世界遺産級の岩壁「鋸山ライトアップ」

さらには、ニュースでも大々的に取り上げられた、房州石発祥の地「鋸山」の岩壁ライトアップ。「金谷 冬の大祭2015 ~金谷ゆめ灯り~」のメインを飾る、迫力のプロジェクト。

20151215nokogiri01photo by Sakae Hasegawa[たび旅富津]

様々なメディアもこの様子を報道し、暗闇に浮かび上がるその姿に全国からの注目が集まりました。

LEDイルミネーションが彩る富津

全国的にも広がりを見せるLEDイルミネーションのイベントも、富津市では例年通り開催されています。

やっぱり触れずにいられないのは、マザー牧場のイルミネーション「キラキラファーム」。毎年趣向を凝らしたストーリー展開を見せてくれるイルミネーションイベントには、多くのカップルやファミリーが来場。夏の花火と並んだ2大イベントの一つとして観光客を楽しませています。


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将来が暗いと言われていた富津市が、文字通り光によって地元を照らし、未来を明るくしていることが伝わる、地元愛が溢れた様々な取り組みについてレポートしましたが、2016年に向けて、すでに様々なプロジェクトが計画されているのだとか。

富津市の有志たちで立ち上げられた「富津市.com」では、市とコラボレーションした取り組みも多数企画されており、2016年にはこの海沿いの自然あふれる地域が盛り上がることが期待されています。

Apps Journalでもライトアップ企画を考えてみようかな…!

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