市内外から多くの利用者が訪れる、穴場的なモトクロスコース「富津SSランド」。
バイクってあまり良くないイメージがありますが、ここはファミリーで楽しめるアットホームなコースです。
モトクロス人口は全国的に減少の傾向に。でも今は家族で楽しめる健全な娯楽としても確立され、親子で楽しまれる方々も少なくないのだとか。
富津SSランドは、地元のモトクロス走者がボランティアで維持・管理している、クラブマンシップに満ちた愛好者団体。代表の島野 将さんを中心に、利用者は皆、コースのメンテナンスや地域支援に向けて寄付を出し合って活動を継続しています。
コースの周囲には何もなく、目に入る風景はまるでアメリカ大陸にいるかのような広大さ。地元の観光地には温泉もあって、オプション的な楽しみも。多くの方が遊びに来るわけです。
遠くは北海道から、日本中の広範囲から利用者が集まる練習場として、富津市の活性化にもつながる可能性が注目されています。
実は警察の交通機動隊が練習にも使ったりして、公共性も高いのだとか。
最近では、モトクロスよりもハードルが低い「スクータークロス」を楽しむ団体も増えており、富津SSランドがレースにも使われているそうです。
素人の方でも楽しめる時代になったみたいですね。富津の未来がこうした取り組みにも掛かっているのかな。