まず一言、度肝を抜かれました! 長らくこの岬の展望塔を見てきましたが、これほどまでに変貌した姿は見たことがありません。
2013年11月16~17日に開催された、世界的に有名なクラブミュージックDJによる、音楽とアートがコラボしたイベント「Re:birth Festival(リバースフェスティバル)」。ロック・フェスティバルのイメージだそうです。
注目すべきは、鮮やかな光線に包まれた「明治百年記念展望塔」。こんな姿に彩られたのは初めてではないかな?
いくつかのブースでそれぞれ異なる趣向の楽曲が流され、来場者が思い思いにダンシング。大音量ではあったものの、全体的に和やかな印象でした。一緒に来た子どもたちも楽しんでいましたよ。
これがあの富津岬とは。いつも夕陽を眺める場所が、アートの会場に!
Photo by Jiro Ken / Re:birth Festival
凝ったデザインのステージが、まるで異空間のようです。
テント村ができて、ちょとした街が出現した感じですね。
一見、とても凝った材料で装飾されたかのようですが、ほとんどは廃棄物などの再利用なんだとか。例えば骨組みはハンガーなど。組み合わせで全く違うものに見えます。
Photo by Jiro Ken / Re:birth Festival
流木や布、光を巧みに使った独特なアートの造形。対岸の夜景もキレイ。
光の動きなどは自動化されたものではなくて、実際に人が動かし続けることによる演出。曲と曲の合間の時もずっと操作していました。体力も精神力もいるんだろうな。アートと音楽って、見ているとなかなか大変そうです。
Photo by Jiro Ken / Re:birth Festival
夕陽をバックに展望台を1枚。周りの人に声をかけてみると、皆さん口々に「この建物すごい!」と話していました。この展望台は元筑波大学教授で環境デザイナーだった故・池原謙一郎氏によるデザインなのだそうです。五葉松をモチーフにしたものだと聞いたことがあります。
富津岬が彩られた2日間。今までにない活気に包まれたことでしょう。来年もやるのかなぁ。
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