チョコレート色の湯、なんか健康に良さそう。
延べ90以上あると言われている千葉県の温泉の中でも、褐色をした房総地域の温泉は特徴的。しかも、敷地内に2000メートルも掘削した自噴する源泉がある「亀山温泉ホテル」では、文字通りかけ流しの湯を楽しむことができます。
創業当時は自噴泉でしたがダム建設にあたり高台へ移動しなければなりませんでした。そこで掘削しなおしたところ、見事同じ源泉を掘り当てたということです。千葉県の温泉の中でも26.4度あり温かい鉱泉と言えます。しかもここの温泉はチョコレート色なだけでなく、硫黄っぽいのです。
温泉で疲れを癒やしたあとは、やっぱり美味しい食事。ふだんの生活から離れてゆるやかな時間を過ごしつつ、料理長が腕を振るう四季折々の食事を楽しめます。
修行を積んできた若旦那、鴇田英将さんと、若女将、玲子さんがメインとなって、家族総出でお客様をおもてなしするこのホテル。そのアットホームな魅力に感動する方も少なくありません。
昭和5年創業、80年以上の長きに渡り旅館業を営む「亀山温泉ホテル」。昭和の香り漂うこの場所でゆったりと温泉に浸かるなんて、趣がありますね。
君津市の里山で温泉三昧というのもいいものです。