標高約300メートルに位置する鹿野山マザー牧場を象徴する花の色といえば、春は菜の花の「黄色」、秋はサルビアの「赤」。そして2014年夏にはペチュニアの「ピンク」が加わりました。今年も5月下旬から「桃色吐息」楽しむことができています。
青く広い空の下、爽やかな風が吹く中で花に囲まれた小道をゆくカップルやファミリーの口々からは「きれいだね〜」「すごいね〜」という感動の連呼が。
ちょうどこの取材で訪れた梅雨時は鮮やかなピンク色の花畑にはなりにくいというタイミングだったのですが、それでもこれだけ咲いているのだから驚き。雨が上がって十分に太陽を浴びた時や切り戻し(伸び過ぎた茎や枝を切り詰め、株を再生させること)によって再び花が咲く時には、もっともっとピンクの絨毯が見られるようになるそうです。これは楽しみですね!
この「桃色吐息」とはペチュニアの一種で、千葉県南房総出身の園芸家 杉井明美さんと千葉大学との共同開発で生まれた品種なのだそうです。
これだけの面積を管理し、切り戻しするにはどれほどの労力が必要なのかと感心させられます。でもそのおかげで素晴らしい景観を楽しむことができます。
眺めのいいベンチに腰掛けて、眺めてホッと一息。そんな優雅な時間を過ごしてみるのはいかがでしょうか。10月下旬まで楽しむことができるそうです。
マザー牧場のホームページには、素敵なピンクの絨毯の写真も掲載されていますのでぜひそちらもご覧ください!
桃色吐息[マザー牧場]
杉井明美のペチュニアクラブ[Jardin]
この記事へのコメントはありません。