素敵な景色な人は多いと思いますが、その中に割り込んで入ってきたかのような「工場地帯」が、日常風景とは違ったベストショットとして人気を博しています。
入り組んだパイプや煙突から吐き出される煙、水に映り込んだ工場のランプの光。フォトジェニックでSNS映えするのです。
夜景として映える美しさ
夜景はいつでもフォトジェニック。街の夜景ももちろん綺麗ですが、工場地帯が醸し出す独特な世界観と言ったら!
インスタ映えする工場地帯フォトと言えば、夜景を外すわけには行きません。日本三大夜景や五大夜景などにも認定される素晴らしい景観もありますから、SNS映えするのも文句なしです。
特に注目したのは、「エレクトリカルパレードへようこそ」とも表現される、周南市の工場地帯の夜景。こちらは「日本11大工場夜景都市」とも言われているスポットです。
周南工場夜景PR動画
夜景遺産の認定も受けていて評価がとっても高いのも頷けます。
参考:エレクトリカルパレードへようこそ!恋する「山口周南工場夜景」|インフラ観光案内所,日本11大夜景都市|見つけて。周南。
北九州工業地帯も日本の新三大夜景都市に認定されるほどに美しい、きらめくスポット。
きらめく北九州 工場萌え&新日本三大夜景皿倉山 /ESSENCE OF KITAKYUSHU
「工場=汚いところ」というかつてのイメージは、見る影もないような美しさですね。
武骨な鉄骨も魅力的
やっぱり工場ですから、少し武骨な鉄骨やパイプが入り組んでいます。しかし、これがまた目を楽しませるのです。
参考:【画像】夜の京浜工業地帯が荘厳すぎる。|NAVERまとめ
離れたところから取る夜景とは異なり、あえて全面を写さずに少し近づいて鉄骨や部分的に写真に撮ってみるのも素敵なんですね。
光が水面に映り込む
多くの工場地帯が海沿いにありますから、水面に反射する工場の照明が色を添えてくれるというフォトテクニックも楽しめます。
工場の夜景がフォトジェニックであると言える理由の一つは、鉄骨と光の組み合わせがなんともマシン感に溢れていて近未来的なイメージを与えてくれるからではないでしょうか。
そこに水が加わると、まるで未来の水上都市。現実のSF世界な印象を与えてくれます。
写真:渡邉 一雅「姉崎夜景」
ベストスポットを狙える、クルーズツアー
そして、何と言っても海に面していることの魅力の一つが、クルーズツアー。
工場インスタ映えの人気の火付け役ともなったと言われる「川崎工場夜景」は、クルーズツアーが組まれていて水上から工場地帯の景観を楽しめるようになっているのです。
クルーズツアーって言ったら湖から紅葉を見るとか港沖を巡るというイメージしかなかったのですが、夜に楽しめるクルーズとして、完璧に成立しますよね。
船から大迫力の川崎工場夜景クルーズを体験!
参考:名曲「スターライトパレード」はここで生まれたin川崎工場夜景|インフラ観光案内所
工場地帯がこんなに美しく見えるなんて、と感動すること必須。フォトジェニックな画を求める方なら一度はぜひ体験してみてほしいところです。
日常写真は撮り飽きた、と思っているインスタ・ユーザーの皆さん! あくまでも人々が働く仕事場、企業ですから、迷惑をかけないようにという点にしっかり留意して、素敵な写真を撮ってくださいね!