大迫力の「ヤマタノオロチ」にただただビックリ!
富津市竹岡にある、この地域では数少ない創作料理店「いちまさ」の店長 斉藤政和さんは、「そんなもんは見たこたーねぇ」 というものでもイラストや写真をお渡しすると、それを食材で作り上げてしまうという、アーティストのような板前さん。
この質感いかがですか。絵を入手して、3ヶ月間それを眺め続けたのだとか。ツノの先端には蛍光塗料が塗られていて暗くすると光ります。
製作途中のものがあって実際に見せてくれました。実は材料は乾燥させた高野豆腐! これも驚きですね。野菜を使うと傷みが速いので、行きついたアイディアなのだとか。装飾用なので食べられませんけどね。
使う道具は市販のものだけでなく手作りのものもあります。
刺し盛りも人参で作成した装飾用の金魚などが色を添えます。
龍のボディーはひょうたんかぼちゃ、そしてひげにはカツオの尾びれが使われています。素材作りにも手間が掛かっているのだそうです。
板前さんって、やっぱり手先が器用だということなんですね。色鮮やか。
鶴の素材は紋甲イカの甲羅。
小さな漁師町で饗応膳(きょうおうぜん:おもてなし料理)を中心にした料理屋を営む大将の手から、こんな驚きのネタが飛び出すとは。店内で斉藤さんの作品をたくさん見ることができますよ!
「いちまさ」は付近の別荘地からも常連客が訪れるという地域に親しまれる寿司・割烹料理店。
前菜も彩り豊か。中央の「びわたまご」は、卵の黄身を味噌漬けした一品です。
創作料理は板前さんのセンスが命。完全予約制のお店で、その日その日で出てくるものが異なるというのも驚きです。
食べるものも飾るものも、目を楽しませる創作饗応料理。接待や宴会にいいですね!
[寿司・割烹 いちまさ]お問い合わせ・ご予約:tel. 0439-69-8299 Google Map